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2024.06.28

不動産投資はいくらあればできるのか?【不動産クラウドファンディングなら「1万円~」】

不動産投資はいくらあればできるのか?【不動産クラウドファンディングなら「1万円~」】

資産形成への関心がますます高まっている昨今。「会社員には不動産投資がおすすめ」とよく言われることから、不動産に投資するにはどのくらいの費用が必要なのか?と気になっている方も多いでしょう。基本的に不動産投資は、マンションやアパートを購入するところから始まるため、物件購入費の頭金や不動産の売買契約時にかかる諸経費を用意する必要があります。本記事では、不動産投資の初期費用の目安と内訳を解説します。初期費用を抑える方法も解説しているので、不動産投資に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

不動産投資にかかる初期費用の目安

不動産投資にかかる初期費用は、物件価格の10~30%とされています。たとえば、物件価格が5,000万円の場合、500万~1,500万円が初期費用の目安となります。

 

不動産投資を始めるときは、物件を購入する際に金融機関から融資を受けるケースがほとんどです。そのため、不動産投資の初期費用として主にかかるのは、ローンの頭金と不動産の売買契約時に生じる諸経費です。ほかにも、不動産会社への仲介手数料や不動産登記費用などがかかります。

 

なお、不動産と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」の調査では、2024年1月の不動産投資用物件の平均価格は区分マンションが1,936万円、一棟アパートが7,723万円、一棟マンションが1億7,508万円と公表されています(健美家『収益物件 市場動向 マンスリーレポート 2024年1月期』)。したがって、区分マンションは約190万~580万円、一棟アパートは約770万~2,310万円、一棟マンションは約1,750万~5,250万円が初期費用の目安といえるでしょう。

不動産投資にかかる初期費用の内訳

不動産投資にかかる初期費用の内訳は、以下の通りです。

  不動産投資にかかる初期費用の内訳 (※クリックで拡大)

不動産投資の初期費用を抑える方法

不動産投資の初期費用を抑えるには、頭金を減らしたり、仲介手数料の値引き交渉をしたりするのが効果的です。初期費用を抑える方法を詳しく解説します。

 

頭金を減らす

不動産投資の初期費用を抑えるには、頭金を減らし、毎月の返済額を増やす方法があります。ただし、頭金を減らしすぎると融資の条件が厳しくなり、審査に通りづらくなる可能性があるので注意が必要です。また、毎月の返済額が大きくなったり、返済時期が延びたりすることで賃貸経営がうまくいかなくなることも考えられるでしょう。

 

頭金の金額は、毎月どのくらいの収益を目指すか、どのタイミングで物件を手放すかなどの戦略を立てたうえで検討することが大切です。

 

仲介手数料の値引き交渉をする

仲介業者を通して物件を購入する場合、仲介手数料がかかります。仲介手数料の上限は定められているものの、買主は必ずしもその金額を支払う必要はありません。なかには、値引き交渉に応じてくれる業者もあるので、最初に提示された金額で承諾せずに交渉してみるのも手段の一つです。

 

複数の不動産会社から見積もりを取って金額を比較するのも効果的ですが、専任媒介契約または専属専任媒介契約を結ぶとその会社以外に依頼ができなくなるので注意しましょう。

 

複数の司法書士事務所に見積もりを依頼する

不動産の所有権移転や抵当権設定登記は、銀行や不動産会社が紹介してくれる司法書士に依頼する方法もありますが、自分で依頼先を選ぶことも可能です。司法書士への報酬は、事務所によって異なるので、複数の司法書士事務所から見積もりを取って、納得のいく金額で依頼できるところを見つけましょう。

 

フルローンを組む

フルローンとは、頭金を入れずに物件価格の全額をローンでまかなう方法です。購入する物件や融資を受ける人の属性(年収や勤務先、社会的地位)によっては、フルローンを活用して初期費用を抑えられる可能性があります。しかし、フルローンには、以下のような注意点があります。

 

  • 毎月の返済額が増えて手元に残る資金が減る
  • 返済期間が長くなると出口戦略が立てにくくなる
  • 融資の審査が厳しくなる

 

フルローンで安易に不動産投資を始めると失敗する可能性があるので、収益シミュレーションを立てたうえで慎重に判断することが大切です。

不動産クラウドファンディングなら1万円から始められる

不動産クラウドファンディングとは、運営事業者がインターネット上で不特定多数の投資家から資金を募り、それを元手に不動産投資を代行するサービスです。投資家には出資した金額に応じて賃貸料収入や不動産売却益が分配されます。

 

不動産クラウドファンディングは、資金を不特定多数の投資家から集めるため、1人で不動産投資を始めるより初期費用を安く抑えられます。案件によっては1万円からの少額投資ができるので、費用を抑えながら不動産投資を始めたい方におすすめの投資方法です(⇒詳しくは『【初心者入門】不動産クラウドファンディングの仕組みと始め方を分かりやすく解説』で解説)。

「不動産に投資する方法」はさまざま。まずは情報収集してみよう

不動産投資にかかる初期費用には、物件購入費の頭金やローン事務手数料、不動産仲介手数料などがあり、物件価格の10~30%が目安とされています。初期費用を抑えるためには、頭金を減らしたり、仲介手数料の値引き交渉をしたりするのが効果的です。

 

初期費用を抑えながら不動産投資を始めたい方は、1万円から投資できる不動産クラウドファンディングを検討してみましょう。

 

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この記事を書いたスタッフ

OWNERS.COM編集部