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2024.06.10
「株タレント」でもあり実業家としてもご活躍中の杉原杏璃氏によるOWNERS.COMだけの特別インタビューの第一弾テーマは『投資について』です。
投資経験18年の杉原氏が投資を始められたきっかけから、現在のご自身のポートフォリオについてまで詳しくお話しいただきました。
元グラビアアイドルで、投資家・実業家としても活躍するタレントの杉原杏璃さん。
23歳から投資を始めたという杉原さんに、投資経験をはじめ、不動産投資や不動産クラウドファンディングについてお話をうかがいました。
杉原さんが投資を始めたきっかけを教えてください。
すでに芸能活動はしていたのですが、やはり芸能活動だけで家賃を払ったり、生活したりというところが苦しい状況で。でもバイトをしたりすることなどはオーディションの日々でできませんでした。なんとかお金を増やすという方法で、株式投資を23歳の時に始めたのがきっかけです。
当時、ネット証券が流行り始めていたというのもあって、家にいながら自分で売買ができるというところも魅力的だったので投資を始めました。
投資を始める時に戸惑いなどはありませんでしたか。
私の場合は切羽詰まっていて、なかなか本業がうまくいかない状態でこのまま東京に住み続けることは金銭的にも難しく、地元の広島に帰らなきゃいけないのかなという状況でもありました。
投資をスタートしないことには、東京に居続けることができなかったので、不安とかどうしようって悩むよりも「始めなきゃ！」というポジティブな思考でスタートしました。
実際に投資を始めてからは、どれくらいの運用益を記録されたのでしょうか。
最初の頃は30万円くらいからスタートして5年をかけて1,000万ぐらいを積み上げました。
それは最初の資金だけで1,000万円達成した訳ではなく、本業のお仕事をしてギャラをもらったら、投資に補填をするという形で少しずつ利益を積み上げました。
いくつかのご著書で「投資はほったらかしでいい」と仰っていますが、
そのように考えるようになったきっかけはあったのでしょうか？
最初の頃の「ほったらかし」と今の「ほったらかし」ではちょっと意味合いが変わってきています。
最初の頃は知識や技術もなくどうするか分からないっていう状況も続いたので、「ほったらかしてみてどうなるか」ということを「習うより慣れよ」で運用していましたね。
当時は株の中でも日経平均225社の中から選んで売買をしており、大型銘柄だったので割とほったらかしにしていてもある程度は大丈夫でした。
細かくチャートを見て業績を見てというのが分からなかったので、1週間ぐらいはあんまり一喜一憂しないようにパソコンをあえて閉じて、少し経ってチャートや業績を見たら上がっているか下がっているか、それだけからでも始めようっていうことで始めました。
今のほったらかしは18年経験を積んだなかで、例えば投資信託などは時間を味方に付けて売買をするので、「こういう商品はほったらかしにしていいな」という選別ができるようになったので、最初の頃とはちょっと違いますかね。
投資といっても様々な商品がありますが、
どのようなポートフォリオで投資をされていますか。
ポートフォリオでいうと、私の場合は事業も投資の中にちょっと組み入れている感覚でいます。株式：40%、事業：40%、暗号資産：10%、不動産投資：4%、FX・投資信託がそれぞれ3%くらいのポートフォリオで運用している感じです。
そのような割合に分配しているのには何か理由があるのでしょうか。
ある程度株で資金を貯められた30歳ぐらいからまず事業を始めて、そこで運用したものをもう少し安定資産にしたいと思い35歳の時に不動産投資を始めました。
年齢が上がるごとに少しずつ資産運用の種類を増やして、資産運用自体も分散することでリスクヘッジになるのではとないかと思って分配しています。
暗号資産も日本に暗号資産の取引所が上場すると同時にスタートをしたので、そういうきっかけがあるタイミングで始めたという感じです。
本業もありますし年齢も上がっていくと、例えば株だとアクティブにちょっと動かすのがメンタル的にしんどいなと思う時もあるので、もう1つ2つ違うジャンルの投資があるとそっちが支えてくれるので安心ですね。
例えばコロナで株が半値ぐらいに下がっても、不動産投資の地価がコロナの影響でそれほど下がる訳ではないので、不動産投資の方で精神的にも支えてくれました。
今思えばバランスよくやっていて良かったなと感じています
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