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クラウドファンディング

2021.07.26

安定して高利回り!?10%超えも!?不動産クラウドファンディング「FUNDROP(ファンドロップ)」の秘密

安定して高利回り!?10%超えも!?不動産クラウドファンディング「FUNDROP(ファンドロップ)」の秘密

編集部:

不動産クラウドファンディングの平均的な利回りは4~5%と言われていますが、なんと利回り12%のファンドを実現したサービスがあるんです!

そのサービスは「FUNDROP(ファンドロップ)」

今回は運営会社であるONE DROP INVESTMENT 株式会社(以後、ONE DROP社)の代表取締役である井筒 秀樹氏にインタビューしてきました!

井筒氏:

よろしくお願いします。

編集部:

さっそくですが、安定高利回りの秘密を教えてください!

井筒氏:

単刀直入ですね(笑)安定高利回りの秘密は当社の事業と密接に関係しています。
実は、都心で安定を求めるのは非常に難しいんですよ。

編集部:

どういうことですか!?

井筒氏:

落ち着いてください。当社の事業内容を交えてお話ししていきたいと思います。

ONE DROP社の事業内容は?

編集部:

では、はじめにONE DROP社の事業内容から教えてください。

井筒氏:

当社は不動産クラウドファンディング事業アセットマネジメント事業不動産流動化事業の3事業を展開しています。
1都3県を中心に、日本全国で収益不動産の一棟アパートやマンションを保有しています。
グループ会社も含めて40~50棟ほど保有していますが、年間20棟以上を入れ替えながらインカムゲイン(賃料収入)やキャピタルゲイン(売却益)を得ています。
他にも、グループ会社では新築物件の開発・販売も行っています。

編集部:

さまざまな事業を展開されているんですね。ちなみに不動産流動化事業とはどのようなことをされているのですか?

井筒氏:

当社グループでの「不動産流動化事業」には、2つの意味があります。

  1. 個人で購入しづらい物件を証券などに小口化して個人でも投資しやすくする
    ⇒金融資産である不動産の流動性が高まります。
  2. アセットマネジメント力を活かし、中古物件のリノベーションなどを行う
    ⇒入居率・賃料が高まり、付加価値をつけて販売が可能となります。

つまり「不動産売買」と「不動産投資」をうまく掛け合わせたものが不動産流動化事業となります。

私たちは不動産を流動化することで、不動産市場を活性化させていきたいと考えています。

都心で安定した高利回りを実現するのは難しい!?

井筒氏:

まず、本題である「安定」「高利回り」の秘密のうち、「安定」についてお話ししていきます。

不動産投資において得られる利益は、キャピタルゲインとインカムゲインの2つしかありません。

キャピタルゲインは不動産の売却益によって得られる利益のことです。
物件価格は景気や金融情勢によって大きく変動するので、安定した高収益を得ることは難しいです。

インカムゲインは賃料収入で得られる利益のことです。
投資用不動産としてはオフィス・商業施設・住宅などの用途(アセットタイプ)に分けられます。
オフィスや商業施設は、景気の影響を受けやすいのが特徴です。景気が良ければ、オフィスの需要が高まったり、商業施設の売上増加に合わせて家賃の値上げが可能になりますが、景気が悪化するとテナントの退去などで空室率が増加します。

編集部:

オフィスや商業施設は景気に左右されやすいんですね。では「住宅」は安定しているのでしょうか?

井筒氏:

「住宅」でも都心だと安定した高収益を得るのが難しいんです。

編集部:

そうなんですか!?景気に関係なく住む場所は必要ですよね・・?

井筒氏:

たしかに、生活していく上で衣食住は必要になりますよね。
しかし、都心では収入に合わせて利便性の高い駅や広い家に住み替える方が多く、住宅も景気に左右される傾向にあります。
1年間で入居者が40%入れ替わる物件も珍しくないので、収益の安定性には欠けてしまいます。

なお、都心の物件は景気や金融情勢によって物件価格が大きく変動するので、売買のタイミングを見極め、キャピタルゲインにより高収益を得ることができますが、安定的に収益機会を捉えることは難しいです。

編集部:

では、どうしたら安定した高収益を実現することができるのでしょうか?

井筒氏:

当社は安定した高収益を得るため、郊外の物件に注目しました。

都心より郊外の方が安定性が高い理由

編集部:

都心より郊外の方が人口が少ないのでリスクが高いと思ってました・・・

井筒氏:

あまりピンときませんよね(笑)
『リスク』=『危険』というのが一般的な認識だと思いますが、投資の世界では『リスク』=『不確実性・予測が難しい』という意味を持っています。
一般的にリスクが高いほどリターンも大きいことが多いと言われています。

編集部:

投資の世界では意味が違うんですね…。なぜ郊外に注目されたのでしょうか?

井筒氏:

郊外の物件は人口減少と共に賃料も下がっていきます。ただ、人口減少もある程度正確に予想できますし、都心に比べて入居者の入れ替わりが少ないので、数年程度の期間を見据えた投資であれば問題はありません。短期的な物件価格の大きな変動は想定されないので、『不確実性が低い』=『リスクが低い』といえます。

編集部:

リスクが低いと一般的にリターンも低くなってしまわないでしょうか?

井筒氏:

そこが当社の事業と密接に関連しているところなんです。
次回はいよいよ「高利回り」の秘密についてお話ししていきたいと思います。

あと、先日に当社プレスリリースでも出していますが、次回ファンドでは「買取保証」を導入します。これによって、「FUNDROP」はさらに安全性が高い商品をご提供できるようになります。
「買取保証」についても、次回お話ししていきたいと思います。

編集部

とても気になります!
次回のインタビューでは「高利回り」の秘密と「買取保証」についてくわしく聞いていきたいと思います。

井筒 秀樹 氏
profile

ONE DROP INVESTMENT 株式会社 代表取締役CEO

J-REIT運用会社でアセットマネジメントの業務を経て、2013年にONE DROP INVESTMENT 株式会社代表取締役に就任。 1都3県を中心に、日本全国で収益不動産の一棟アパートやマンションをグループ会社合わせ40~50棟保有。また、中古物件のリノベ再販や、自社で新築の開発等を行う。

この記事を書いたスタッフ

OWNERS.COM編集部