記事

その他

2021.04.22

アンティークロレックスに投資する。① ~なぜ投資商品として注目されているのか?~

アンティークロレックスに投資する。① ~なぜ投資商品として注目されているのか?~

なぜ投資商品として注目されているのか?

一般的にモノというのは、買った時から価値がだんだん下がっていきます。

しかし、ロレックスはブランドとして継続的に人気が高く需要が続いている中で、供給量が追いついていない状態が続いているので、市場の価値が下がりにくいという点が理由の一つとして挙げられます。

また、ロレックスの中でもスポーツモデル(プロフェッショナルモデル)と呼ばれるタイプは価値が下がりにくいモデルと言われています。

現在、投資商品として特に注目されているのは「アンティークロレックス」と呼ばれる昔のモデルとなります。

今でこそ皆さんが知っている高級腕時計のイメージが強いと思いますが、昔は現在ほどブランドが世の中に認知されていませんでした。
現在では新品を購入すると、付属品を大事に保管される方も多いかと思いますが、当時はそこまで保管に気を使われていなかったこともあり、残存数が限られています。

また、現在は技術革新である程度大量に生産ができますが、当時は生産数も少なかったので状態の良いモノは価値が上がっていきます。
これ以上数が増えることがない「アンティーク」だからこその希少性が際立つと言えます。

モデルや状態によっては、当時の10倍以上まで価値が上がっているモノもありますね。

もちろん現行品も人気があります。
例えばデイトナなど一部のモデルは、購入してすぐ売却しても100万円以上利益が出るモデルもあります。
しかし、元々のロット数が違うのでアンティークほど価値が跳ね上がる訳ではありません。

アンティークロレックスの魅力

現在のロレックスは、ベゼルが退化・耐食しないセラミックの素材に変わっていますが、昔はアルミで作られていたので、独特の風合いに変わるモノが存在します。
これは同じモデルであっても、年代によって使われている素材で変わるモノ変わらないモノがあり、耐食のしかたがキレイなものは価値が上がります。

経年劣化でプレミアがつく例をいくつかご紹介していきましょう。

ブラウンチェンジ/ブラウンアイ

上記の写真をご覧ください。
もともとブラックの文字盤でしたが、ブラウンに変色しています。これは経年劣化によるもので、個体によって変わらないモノも存在するので、変色しているモノは大きく価値が変わります。
変色しているモノとしていないモノでは、300万円ほど価値に差が出ることもあります。

スパイダー

Watchpedia 「ロレックス スパイダーダイヤル」より引用

通常、文字盤に「ひび」が入ると価値が下がると考えますが、ロレックスはひび割れした文字盤を「スパイダー」と呼び、プレミア価値として認められています。

フォントやロゴマークの違い

他にも、ロレックスでは同じモデルでも年代によって文字盤のフォントが違うモノがあります。短い期間しか作られなかったモノは希少性が高く、アンティークの奥の深さを知ることができます。

他にも、ロゴマークである王冠の形が違うモノで、サブマリーナの中には、「シンプソンモデル」と呼ばれるものがあります。

Wikipedia「The Simpsons」より引用

これは、皆さんもご存じのアニメ「シンプソンズ」の長男である「バード・シンプソン(写真一番左)」の髪型に王冠が似ていることから呼ばれています。
王冠の一番右のツノが少し曲がっているのが特徴です。

使用感・キズはどこまで許容される?

外装は価値に影響しますが、普段使用している中での細かいキズ程度は大きく価値に影響しません。
ただし、文字盤にダメージはない方が良いです。例えば、水没してしまったりなどは気を付けなければいけません。
ベゼルも大事ではありますが、落としてくぼんだりしなければ大丈夫です。

ちなみに、機械部分であるムーブメントは壊れても直せるので大きな問題にはなりません。壊れていても買取は行っていますよ。

Art Bridge様のご紹介
所在地:東京都千代田区内神田3−8−9 根本ビル1階
アクセス:山手線JR神田駅西口より徒歩1分
ホームページ:https://art-bridge-10.com/
お問合せ先:art-bridge@art-bridge-10.com
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC9UihPdIDdo9eTABuYxoY6w

この記事を書いたスタッフ

OWNERS.COM編集部