資産運用
2025.10.09
「投資に挑戦してみたいけど、失敗が怖い…」と思う方は多いのではないでしょうか。
実際、投資初心者の多くが同じような“失敗パターン”にはまりやすい傾向があります。
しかし、事前にありがちな失敗例を知っておけば、大きな損失を防ぐことができます。
本記事では「投資初心者がやりがちな失敗5つ」と、その回避法をわかりやすく解説します。
なお、本記事はシリーズの第1回になります。次回の記事では、さらに毎月1万円からできる投資生活の始め方をご紹介します。
この記事の目次
「短期間で資産を倍にしたい」と思って、ハイリスクな商品(FX・仮想通貨のレバレッジ取引など)に手を出して失敗するケースが見られます。
大きなリターンを狙える反面、資金を一気に失う可能性もあります。
回避法
初心者は「堅実な長期投資」を選びましょう。つみたてNISAやインデックス投資のように、長い時間をかけて資産を増やす仕組みが失敗しにくい方法です。d
SNSやYouTube、知人の勧めなどだけを頼りにして投資してしまうのも典型的な失敗です。
「必ず儲かる」「今が買い時」という甘い言葉には注意が必要です。
回避法
投資を判断する際は、複数の信頼できる情報源(金融庁、証券会社、専門書籍など)を参考にしましょう。情報の裏付けがあるかどうかを確認することが重要です
初心者は「不動産一本」「特定の株だけ」など、一つの投資対象に資金を集中させてしまいがちです。
もしその投資先が不調になると、資産全体が大きく目減りしてしまいます。
回避法
「卵は一つのカゴに盛るな」という言葉のとおり、投資は必ず分散しましょう。
株・債券・不動産・投資信託などを組み合わせることで、リスクを大幅に減らせます。
数日〜数週間で利益を出そうとすると、値動きに振り回されて売買を繰り返し、損失を膨らませるケースが多いです。
特に初心者は「損切りの判断」が難しく、結果的に大きな損失につながることもあります。
回避法
長期目線を持ち、「今の価格より将来どうなるか」で判断しましょう。
相場の上下に一喜一憂せず、毎月コツコツ積み立てるスタイルが初心者には向いています。
「どうせ増えるから」と生活費や急な出費に必要なお金まで投資に使ってしまうのも大きな失敗です。
思わぬ急落が起きたときに、生活が立ち行かなくなってしまう危険があります。
回避法
投資資金は「余剰資金」だけにしましょう。
最低でも「生活費6か月分+急な出費用資金」を確保したうえで投資に回すのが安心です。
投資初心者の多くは「リターンを追いすぎる」「情報を鵜呑みにする」「短期で結果を求める」といった共通の失敗をしがちです。
しかし、事前にこうした失敗例と回避法を知っておけば、大きな損失を防ぐことができます。
まずは少額から始め、長期的にコツコツ投資することが成功への近道です。
「焦らず・分散・長期」を合言葉に、安心して投資をスタートしましょう。